フリーランスでも認可保育園に入れる?ベテラン保育士が実情を解説!

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近年保育園の増加により保育園に入れる子どもの数は増加していますが、それに伴い子どもを産んでからも働き続ける方が多くなったため、待機児童数が増加しているイメージを持つ方が多いかもしれませんが、徐々に待機児童数は減少しています。

厚生労働省の「保育所など関連状況とりまとめ(平成30年4月1日)」によると、保育所など利用定員は前年度よりも9万7千人の増加で280万人いますが、実際に入園している子どもは261万人います。

待機児童数は1万9千人おり前年度に比べると6千人の減少ですが、待機児童のいる自治体は前の年よりも15も増え、435市区町村と報告されました。その多くは大都市圏での待機児童数の増加です。

全体的には受け皿がある一方で、地域によっては未だに保育園に入りにくい状況があります。また、その受け皿は認可保育園だけでなく、小規模保育事業や家庭的保育事業など今まで無認可と呼ばれていたビルの一室で保育をしているような施設も入っています。

完全給食が提供され、園庭があるような認可保育園に預けたいと思いながらも、希望していない家庭保育室などの小規模園にいれざるおえない状況があるのが今日の保育園の現状です。

両親ともフリーランスで保育園に入れたケース

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そのような中でもフリーランスで保育園に入れたケースがあります。長年、認可保育園で働いてきたベテラン保育士に伺った事例をご紹介します。

入園のルールは以前から決まっており、ポイント制によって加点をされ高得点の家庭から希望の保育園に入れるようになっています。

自営業といわれる会社に勤めていない親だと入園審査のポイントが、会社勤めよりも低くなる時代が執筆者の地域にありました。その時代から低年齢で希望園に入ることは難しいと言われていました。

しかし、低年齢(1歳児クラス)にもかかわらず、家の近くの認可保育園に入園できた両親ともデザイン系フリーランスの児童がいました。

認可保育園に入園する前は家庭保育室で0歳児から保育されていたようです。両親の仕事事情は会社勤めの方よりも厳しく、時には徹夜をするくらい忙しく働いていました。

ママがフリーランスで妊娠中でも保育園に入れたケース

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待機児童数が多くなり希望する園にはなかなか入れなくなり、時には第7希望の園でやっと入れるという方が多くなってきた地域で働いていた執筆者ですが、フリーランスでも上位希望の園に入れた方もいらっしゃいました。

しかも、妊娠しており入園の2,3か月後に産休に入るというレアケースでした。フリーランスの仕事としては、士業をしていた夫の雑務の手伝いやコンサルタントをしていたママでしたが、忙しい仕事環境でもなく時間の余裕がない状況ではなかったようでした。

たまたま、定員の空きがあったり、他の希望者のポイントが低かったりすると希望する園に入れることもあります。

しかしながら、育児休暇の制度がないフリーランスママは産休後に退園をしないといけないため、産休後すぐに働かなければいけません。フリーランスは厳しい状況であることを直面したケースでした。

フリーランスで認可保育園に入れるようにするには?

フリーランスだから認可保育園に入れないということは実際のケースで紹介したとおり全くなく、市区町村が決めたルールに基づいたポイント制で入園が決まります。

認可保育園に入れるようにするために重要なことはそのポイントがどこで付くか?どの状況ならポイントが加算されるかを知ることではないでしょうか。

勤務していた自治体の場合、75歳以上の祖父母が同じ自治体に住んでいない場合はポイント加算されます。また、兄弟加算というものがあり上の子が認可保育園にいる場合はポイントが加算されます。

逆にポイントが減少される場合は勤務時間の割合がとても大きく、職業に関わらず8時間未満であると数ポイント下がってしまいます。フリーランスでも申告で8時間以上であれば会社員と何も変わらないポイントになる仕組みだったのです。

ただ、フリーランスは会社から勤務証明がもらえないため、勤務の実態を申告するには詳しい時間割を提出し、地域の民生委員などのサインも必要になります。書類を作成することがとても大変ではありますが、仕事の実態をしっかりと申告することはとても重要な部分です。

また、多くの自治体ではひとり親家庭と虐待家庭は緊急性があるためどのような職業の状況でもポイントでは上位になるようにしています。

認可保育園に入る前の保育事情も大切で、どこかに預けていた実績が問われます。祖父母など近親者が見られる状況だと、今までどおり保育園はたいして必要がないとみなされてしまい、ポイントが下がってしまいます。逆に、託児所などでの保育実績があるとポイントが加算されます。

フリーランスでの保活はしっかりと情報を仕入れて!

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その他にもいろいろな状況でポイント加算があります。しかし、上記に説明したように必ずポイントでは上位になる家庭もあります。育児休暇で退園をして復帰の際にポイントが相当数付く自治体もあるので、保育園に入れるかどうかはその年にどんな方が希望しているかによって変わってしまいます。

引っ越しの予定がある方は保育園が近くにあるからといっても入れるわけではないので、引っ越す前に自治体の待機児情報や入園時のポイント制なども調べておくと良いでしょう。

以上を踏まえて、まずは、お住まいの市区町村で入園に関する資料を取り寄せることが必須です。そして、資料だけではわからない部分もありますし、実情が自治体によってかなり違うので、入園窓口の担当者に質問や疑問をしっかりすることが必要でしょう。

最終更新日:2018-11-16
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